羽毛ふとんのお手入れについて

今回は羽毛ふとんのお手入れ方法についてご紹介します。

少し扱いが大変そうなイメージのある羽毛ふとんですが、意外とお手軽にお手入れすることができるんです!

 


普段のお手入れ

 

月に1~2回、日干しまたは風通しのよい場所で陰干しをしてください。

裏と表を返し計1~2時間ほど行えば十分です。

干すときは、生地の色あせや劣化を防ぐため、カバーを掛けたまま干すのがおすすめです。

※ふとんをはたくのは、羽毛が痛む原因になるのでやめましょう

また、ふとん乾燥機を使うと湿気を取り除くだけではなく、ダニや雑菌を死滅させる効果があるので定期的に使用しても良いかもしれません。

(お持ちのふとん乾燥機の取り扱い説明書をよく読んでご使用ください)

  

クリーニングの頻度について

クリーニングの頻度は、2~3年に一度ぐらいが目安です。

費用は大体6,000円前後で対応しているお店が多く、期間としては1週間~10日ほどかかるようです。依頼する前に、縫い目のほつれ・羽毛の吹き出しなどがないかチェックしておきましょう。

 

 

保管方法

できるだけ乾燥した状態で保管するために、できればご購入時に入っていたケースに入れていただくか、通気性の良いものに包んでください。

保管場所については、押し入れなら上段など、なるべく湿気の少ない場所に入れておきましょう。

 

 

ふとん圧縮袋は使っても良い?

ふとん圧縮袋を使用した保管は、中の羽毛を傷めてしまう恐れがあるため基本的にはNG。

どうしても使う必要がある場合は、以下に注意しましょう!

 

①圧縮袋の注意書きをよく読みましょう

②袋に入れる前によく乾燥させましょう

③圧縮は元の高さの1/4までにしましょう

④長期間(6か月以上)の保管は避けてください

⑤保管後、使用する前に日干ししましょう

 

 

中から羽毛が吹き出してきてしまったら

 

吹き出した部位ごとにそれぞれ対処を行いましょう!

 

①布目から吹き出した

…購入店や羽毛製品取扱店に依頼して側生地交換を行いましょう。

 

②縫い目、小さな穴から吹き出した

 

…応急的に補修布で修理できますが、使用しているうちにはがれることもあるので、

なるべく早めに購入店に修理を依頼してください。

 

③大きな穴

…穴の空いた部分を紐などで縛り修理を依頼しましょう。

 

 

質の良い商品を長くご使用いただくためにも、今回ご紹介したお手入れ方法を実践してみてください。

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